免疫, 慢性炎症, 腸内環境, 血糖

秋こそ要注意! 血糖値スパイクが“免疫のブレーキ”になる理由

食欲の秋に注意! 血糖値と脂質のコントロール術

「食欲の秋」は本当に悪いこと?

秋になると、なぜか甘いものや脂っこい料理が恋しくなりませんか?
「秋は食欲の秋だからしょうがない」と思いがちですが、実はこれ、体の自然な防衛反応なのです。

気温が下がると、体は「冬に備えてエネルギーをためよう」とします。
すると脳が“食べなさい”という指令を出し、食欲が増す。
つまり、「秋に食べすぎてしまう」のは、意志が弱いからではなく生理的な反応なんですね。

ところがこの時期、油断すると「血糖値」と「脂質」が乱れ、
体の中で“見えない炎症”が起きやすくなります。
これが結果的に、免疫力の低下や疲労感、太りやすさに繋がってしまうのです。


🍠 なぜ秋に血糖値・脂質が上がりやすいのか?

✔ 日照時間が短くなり、セロトニン(満足ホルモン)が減る
 → 甘いものを欲するようになる

✔ 気温が下がり、代謝が変化
 → 体がエネルギーを蓄えようとする

✔ 行楽・イベントで外食が増える
 → 糖質と脂質の摂取量がアップ

これらが重なることで、「血糖値スパイク(急上昇と急降下)」が起きやすくなります。
食後の眠気やだるさ、夕方のイライラ、寝つきの悪さ…
思い当たる方は、血糖コントロールの乱れが関係しているかもしれません。


🍚 免疫と血糖値は“つながっている”

血糖値が高い状態が続くと、体内では“糖化(AGEs)”が進みます。
これはたんぱく質が焦げついたような状態で、細胞をサビさせ、
免疫細胞(マクロファージなど)の働きを鈍らせる原因になります。

さらに、中性脂肪が増えると血流が滞り、
免疫細胞が全身をパトロールしにくくなるのです。

つまり──
「血糖値と脂質を整える」ことは、
単なるダイエットではなく、自然免疫を守る行為なのです。


🍎 今すぐできる!“秋の食べ方3つのコツ”

① 野菜・食物繊維から食べる

食事の最初に野菜・きのこ・海藻を摂ると、糖の吸収がゆるやかになります。
“ベジファースト”は血糖値スパイクを防ぐ基本。
さらに、食物繊維は腸内環境を整え、腸の免疫バリアを強くしてくれます。

② 「白い炭水化物」を「茶色」に変える

白米 → 雑穀米、食パン → 全粒粉パンなど。
精製された糖質は吸収が速く、血糖値を急上昇させやすいのです。
少しの工夫で、体がラクになります。

③ 食後5分の“ながら運動”

食後に座りっぱなしでは、血糖値が上がりっぱなしに。
皿洗いや家事、ストレッチなど、“軽い動き”でOK。
筋肉が糖を取り込むことで、血糖が安定します。


🌾 腸から整える「第二の免疫サプリ」=食物繊維(イヌリン)

最近注目されているのが「水溶性食物繊維・イヌリン」。
ごぼう、玉ねぎ、バナナなどに多く含まれますが、
実は腸内で善玉菌のエサとなり、「短鎖脂肪酸(酪酸など)」を作り出します。

この短鎖脂肪酸が腸の中のマクロファージやTreg細胞に働き、
炎症を抑え、免疫バランスを整えてくれるのです。
つまりイヌリンは、腸を通じて免疫を支える“第二の免疫サプリ”とも言えます。


🌿 まとめ

「食欲の秋」は、体が“栄養を求めている”サインです。
大切なのは我慢ではなく、“整えること”。

血糖と脂質をコントロールしながら、
自然免疫がしっかり働く状態を保ちましょう。
太らず、疲れず、風邪をひかない秋を――。


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